【中津川宿紹介】皇女和宮と中津川宿



◆中津川宿と老女花園

 皇女和宮を京都まで迎えに出向き、共に下向した御三卿清水家の老女花園は、中津川宿新町の十八屋山半間半兵衛家に宿泊しました。間家でとても親切にもてなされたので、江戸に着かれてから、返礼の品が送られてきています。

 上の写真は、その返礼として送られてきた、送状、将軍特注の錦絵「東海道五十三次」、懐紙、御所人形、筥迫などです。

◆皇女和宮と中津川宿IMG_0144 和宮通行パ練.jpg

 皇女和宮は昔の暦でいえば10月20日京都を出発されました。今の11月下旬から12月上旬です。今のように暖冬ではありません。暖房などありません。寒い、寒いときでした。だんだんと京都から離れていきます。強い決意で出発したのですが、心細くなっていきます。満15歳ですから今の中学3年生です。後ろをふりむきながら、

「住み慣れし 都路出でて 今日いく日 急ぐもつらき 東路の旅」

 こんな歌も詠まれながら中津川宿に着かれたのは10月29日でした。付き従うお供の者たち、江戸から迎えに来られた人、朝廷から付き従う人、前後左右を守りながら警護していく武士たち、荷物を運んでいく人たち・・・など全部あわせると、約2万人以上ともいわれ、長さ77kmにも及ぶともいわれる長い長い行列だったそうです。

 だから、その行列が通り過ぎるまでに4日間もかかったといわれています。

 



掲載(最終更新 : 2020年11月 3日)

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